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第2 調査結果の概要

2 行政対応の問題点や疑問点等について

(6) 議会や県民に対する情報公開や説明責任等の問題

橋本県政は、開かれた県政の推進ということを掲げ、情報公開や説明責任を大きな柱としているが、この事件に対する一連の行政対応や当委員会における審議状況等から総合的に判断すると、県民や議会に対する情報提供が極めて不十分で、説明責任を果たしているとは言えない。
一連の行政対応や審議経過等からみれば、身内をかばい、あるいは県の組織や体面をかばうという姿勢が随所に見られ、むしろ真相解明や情報公開、説明責任に関しては消極的であると言わざるを得ない。
新たな詳しい内部資料の発覚とこれに関する執行部の説明・答弁や、事務引継等に見られる食い違い、発言の訂正などは、これを端的に示すものである。