第46号 もくじ 「高知まるごと ビンゴdeラリー!」 開催中! 6月定例会トピックス 6月定例会本会議の質問から 6月定例会審議の結果 常任委員会の動き(6月~8月) 6月定例会常任委員会委員長報告の要旨 お知らせ |
6月定例会本会議の質問から |
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6月15日 |
米軍の訓練移転、自衛隊施設の共同使用について所見を聞く! |
問 知事は、高知への米軍基
地移転については反対を表明
した。米軍の訓練移転、自衛
隊施設の共同使用についても
拒否し、県民の不安を解消す
べきと思うが所見を聞く。 答 知事 本県では、米軍の低 空飛行訓練の墜落事故が過去に 2度発生している。また、訓練 などの受入れは、自然や観光資 源等の価値を大幅に低減させる。 県民生活への危険性や悪影響を 伴うため、県民の理解を得るこ とは極めて難しく、県としても、 こうした負担の受入れはできな いと考えている。 問 高校入試の新制度の導入 には、反対論や慎重論が出て いた。県教育委員会は、新制 度実施後に何らかの調査をし たのか。また、中学校や高校 現場の実態、生徒や保護者の 声を知る努力をすべきだ。 答 教育長 入学者選抜制度を より円滑に運用 |
するために県教
育委員会内でデータ等に基づく
分析を行うほか、今年8月に地
区別中学校・高等学校長会で意
見を聞き、9月には生徒や保護
者にアンケートを実施する。意
見は、今後の方向性を考える上
での参考にしたい。 問 鳥獣被害防止対策で最も 重要な防護さく設置などのハ ード事業に対する国の交付内 示額は、予算額に対して約30 %の極めて少額の状況だと聞 いたが、現状はどうか。また、 国に対し大幅な交付金の増額 を要請するとともに、県独自 で対策を講ずるべきと思うが、 方針を聞く。 答 文化生活部長 本年度にな って聞いた市町村の要望額に対 する内示額は約37%だ。国の交 付金は、鳥獣被害の軽減、防止 のため、地方にとって必要なの で、予算の確保などについて国 に働きかけていきたい。また、 県では、独自に補助制度を設け ており、できる限りの対応を検 討したい。 |
うつ病対策の取組について所見を聞く! |
問 日本一の健康長寿県構想
では自殺対策の中にうつ病対
策を位置付けているが、がん
対策、心疾患・脳血管疾患対
策と同じように、うつ病対策
としてしっかり取組をしてい
くべきと思うが、所見を聞く。 答 地域福祉部長 うつ病対策 は、精神保健対策上、極めて重 要であり、平成19年度に策定し たよさこい健康プラン21の中で 取組を進めている。しかし、う つ病は増加しており、健康長寿 県構想とよさこい健康プランの 中において、うつ病対策をさら に明確に位置付けて取り組んで いく。 問 国は、介護保険制度の在 り方を社会保障審議会などで 検討しているが、高知県とし て今後の介護保険制度の在り 方の方向性をどこよりも早く 示し、国をリードしていくこ とが重要だ。所見を聞く。 答 知事 全国に先行して高齢 化が進んでいる |
ことなど、本県
の実情を踏まえて地域で必要な
介護サービスが利用できるよう、
本県が全国をリードしてさまざ
まな施策を行う。それとともに、
こうした施策が全国でも実施さ
れるよう、国に対して積極的に
提案を行っていかなければなら
ない。 問 高知競馬は、ナイター競 馬の開催でインターネットの 売上げが伸びているが、出走 手当や騎乗手当などを増やす ことについて、高知競馬事業 運営協議会の中で検討するこ とを考えてはどうか。 答 農業振興部長 高知競馬の 運営に関する課題は、高知競馬 事業運営協議会で協議の上、調 整を図っているが、最終的には、 経営的な見通しなどを踏まえて 競馬組合が判断する。ただ、厳 しい経営が続くと予想され、手 当の増額についてはしっかりと した収支見通しのもと、慎重な 検討が必要だ。 |
外国人観光客の誘致策として龍馬伝の海外放映について所見を聞く! |
問 外国人観光客を誘致する
ため、大河ドラマ龍馬伝を中国、
香港、台湾などにおいて中国
語でテレビ放送することは、
今すぐ効果の上がる観光政策
だと思う。龍馬伝の海外放映
について所見を聞く。 答 知事 龍馬伝の現地語によ る放送は、本県を知ってもらう 絶好の機会となる。現在、龍馬 伝の海外放送に向けて動いてい ると聞いているので、強く働き かけていきたい。 問 仁淀川で砂利の採取をす ることで、沿岸住民は、越波 被害はもちろん、津波にも不 安を感じている。川砂利の採 取許可は、県民の安全、安心 を保障するという議論をした 上で結論を出すべきだ。 答 知事 海浜の後退は、砂利 採取などさまざまな要因が考え られる。一方、採取業者の従業 員や家族の生活も重要だ。今回、 採取箇所を大幅に限定したので、 その効果や影響を見守 |
りたい。
ただ、河口部の沿岸住民が台風
時の高波による越波などにより
被害を受けていることは承知し
ているし、近い将来発生が予想
される南海地震による津波に対
し、多大な不安感を持っている
ことも承知している。 問 歯科保健を実施に移して いくための、今後の取組の方 向性と決意について聞く。また、 今準備中の歯と口の健康づくり 条例(仮称)が県の歯科保 健の推進にどんな意義を持つ ことになると感じているか。 答 健康政策部長 県民の歯と 口の健康状態は、まだ十分とは いえない。今後は、県民が歯周 病予防や口くう機能の維持、向 上について自ら行動を起こして もらえるように、歯科保健関係 者と連携して積極的に取り組む。 また、条例の制定は、歯と口の 健康への関心や意識を高め、本 県の歯科保健対策を進めていく よりどころになる。 |
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