橋本知事が11月に行われる知事選への出馬を表明　～開会日～

提案説明の中で橋本知事は、一連の不祥事の責任をとって、自らの給与を９月からの３ヶ月間、全額減額する条例改正の専決処分を行ったことを報告、承認を求めました。

そして、今後、県民の疑惑や不信を招くような行為を防止し、信頼を確保する観点から、職員倫理条例の制定を検討していくことを述べました。

また、知事就任以来の県政について、一定前進した事柄もあるが、更に努力が必要な課題や、緊急の課題も残されていると総括したうえで、11月に行われる知事選に出馬する意向を表明しました。

続いて、財政構造改革、雇用対策、高知空港の拡張、よさこい高知国体、介護保険制度、土佐の教育改革など、当面の県政の課題に関する方針について説明するとともに、今定例会に18件の議案を提出することを説明しました。

元県幹部職員による巨額借り入れ焦げつき関連事件調査特別委員会の調査報告を全会一致で承認

知事の提案説明に続き、元県幹部職員による巨額借り入れ焦げつき関連事件特別委員会の調査報告が、土森委員長から行われました。
土森委員長は、行政不信を招いた県の責任は極めて重く、関係した幹部職員の厳正な処分を行うことを要請するとともに、今後は議会が指摘した再発防止策などを踏まえ、知事自らも謙虚に反省のうえ、事件の背景や原因を徹底的に分析し、総合的かつ抜本的な対策を早急に立てるべきであると報告、採決の結果、全会一致で承認されました。（報告書の全文はこちら）

知事の政治姿勢や財政構造改革について論議　～本会議質疑～

開議第２日から第５日までは本会議質疑が行われ、自由民主党７名、清流会・公明２名、日本共産党２名、県民クラブ１名の12議員が登壇し、知事の政治姿勢や財政構造改革などについて質疑を行いました。

決算特別委員会を設置

平成１０年度の決算に関する審査を行うため、開議第５日に決算特別委員会（委員長：元木益樹議員）を設置し、提出された議案のうち、公営企業会計の決算に関する４議案を付託しました。

財政構造改革や県立病院事業の経営改善について一問一答　～予算委員会～

休会中の10月６日に行われた予算委員会では、自由民主党２名、清流会・公明１名、日本共産党２名、県民クラブ１名、フレッシュ21（トゥエンティワン）１名の７議員が質問に立ちました。

付託された14議案を原案どおり可決～常任委員会～

公営企業会計の決算に関する４議案を除く14議案は所管の常任委員会に付託され、審査の結果、全議案が原案どおり可決されました。

24議案を可決～閉会日～

閉会日、本会議において各常任委員長から委員会での審査結果が報告され、採決の結果、知事提出議案14議案が可決されました。
続いて、知事から人事議案など２議案が提出され、採決の結果、可決されました。
議員から提出された議案については、９議案のうち８議案が可決されました。