付託を受けた議案は、全会一致をもって可決した。
■県有財産(仮称)高知一宮団地造成事業用地の取得に関する議案について
委員から、高台であり高速道路へのアクセスの良さから分譲に関心を持つ企業が多いと思うが、用地を拡大できないのかとの質疑があった。
執行部から、土地所有者に理解を求め、可能であれば広げていきたいとの答弁があった。
■平成25年度高知県一般会計補正予算のうち新規就農総合対策事業費について
執行部から、先進農家等で栽培技術や経営管理等を学ぶ研修生を支援していくとの説明があった。
委員から、経営が不安定になりがちな新規就農者を定着させる取組について質疑があった。
執行部から、普及指導員や農業公社の専任スタッフによりフォローしていくとの答弁があった。
■平成25年12月10日に発生した突風等による被害状況と復旧支援について
被害を受けた園芸用ハウス(香南市)
執行部から、香南市、安芸市及び南国市を中心とした甚大な被害となっており、被災農家への支援制度の説明と要望の把握に努めている。今後、経営及び栽培指導を強化して支援していくとの説明があった。
委員から、営農再開に向けた支援策について質疑があった。
執行部から、レンタルハウス整備事業等の活用を考えているが、施工業者の不足により事業のおくれも想定されるため、翌年度に繰越できるようにしたいとの答弁があった。
■執行凍結中の土佐電気鉄道株式会社関連予算について
執行部から、県民一斉美化月間の取組を啓発する広告に係る予算については、土佐電鉄及び高知県交通株式会社との契約を予定していたが、土佐電鉄の経営改善に向けた取組を慎重に見ていく必要があるため、他のバス会社による車内広告に切り替えて実施したいとの説明があった。
全ての委員が予算執行の凍結解除を妥当とする意見であることを確認した。
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