第50号 もくじ 志国高知龍馬ふるさと博 土佐豊穣祭開催! 6月定例会トピックス 6月定例会本会議の質問から 6月定例会審議の結果 常任委員会の動き(5月~8月) 南海地震対策再検討特別委員会の動き 公共交通問題調査特別委員会を設置 6月定例会常任委員会委員長報告要旨 新議員の紹介 お知らせ |
6月定例会本会議の質問から |
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7月4日 |
永国寺キャンパスに産業創出機能を持たせてはどうか! |
問 高知県立大学永国寺キャ
ンパスに、産学官の垣根をよ
り低くした産業創出機能を持
たせることが望ましいが、所
見を聞く。 答 知事 県立大学改革プラン などを受けて、県と関係する大 学で整備等検討チーム会を立ち 上げ、具体的な検討を進めてきて おり、永国寺キャンパスに共通の 窓口として、産学官連携や地域 連携のためのセンターを設置した いと考えている。このセンターを中 心に、社会人教育の企画立案等 を行うとともに、県の研究機関や 産業振興センターとも連携し、県 内企業との情報交換や交流など の産学官連携の取組を進めてい きたい。 問 県内の高校から県外の大 学に進学した学生の県内就職 についてどのように考えてい るのか。また、その状況を把 握しているのか。 答 知事 今春の新規大卒者の 採用に関する |
アンケート調査では、
採用した643人のうち、Uター
ン就職した方は327人で、この
春に卒業したと思われる県出身
者の2割にも満たない。対処の方
向は、第一に、県内大学への進学
を増やすために進学先を県内に
確保し、第二に、雇用の場の拡大
や情報発信の取組を強化するこ
とだ。 問 被災者の受入れに関して、 津波被害を受けない海のない 自治体と海を抱えた自治体間 の連携について聞く。 答 危機管理部長 現在、県内 の市町村で災害時相互応援協定 を締結しているが、広域的な災害 による大量の避難者に対する実 践的で具体的な対応には課題が 多い。市町村ごとに想定される避 難者数と避難者を収容できる容 量を整理し、対応できない避難者 は広域的な受入れの枠組みを検 討しなければいけない。市町村と ともに仕組みづくりに取り組ん でいく。 |
命の道の整備促進について聞く! |
問 尾崎県政二期目の基本政
策の中に引き続きインフラ整
備の推進を掲げ、命の道の整
備水準を引き上げてほしいが、
所見を聞く。 答 知事 国に対しては、四国8 の字ネットワークの未着工区間の 早期事業化と事業中の区間の 1日も早い完成に向けて必要性 を訴えていく。生活道については、 地域の実情を踏まえ、必要性や 緊急性の高い箇所を重点的に整 備する。引き続きインフラの充実 と有効活用を基本政策に掲げ、 命の道の整備に全力で取り組ん でいきたい。 問 TPPに断固反対を表明 している都道府県知事と連携 し、より大きな声として政府 に断固反対を訴えていく必要 がある。これまでの対応状況 と今後の取組を聞く。 答 知事 一次産業の振興策が 示されず、十分な対応がない状況 でのTPP交渉参加は拙速で容 認できない。四国知事会として、 昨年11月に |
慎重な対応を求める
緊急要望を行い、今年2月に農
林水産大臣などに政策提言を行
った。守るべきものはしっかりと守
るということを大前提に関係県
とも連携して引き続き政府に働
きかけたい。 問 見守り相談の構成員に委 託して、一人暮らしの75歳以上 の後期高齢者に毎日1回電話 をかけて安否を見守る新たな 見守りサービスを提案するが、 その所見を聞く。 答 知事 民生・児童委員のみ では単身高齢者の見守りを十分 に行うことは困難な状況だ。地 域のマンパワーを活用した重層的 な仕組みで、単身高齢者を支え ることが必要だ。市町村と市町 村社会福祉協議会が地域福祉ア クションプランを一体的に策定す ることが重要であり、今年度に多 くの市町村で取組が進むよう支 援している。提案の趣旨も踏まえ、 市町村と多層的な構造、多様な 選択肢を検討したい。 |
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