第51号 もくじ 祝 世界ジオパーク認定 室戸ジオパーク 9月定例会トピックス 9月定例会本会議の質問から 9月定例会審議の結果 9月定例会予算委員会の質問から 9月定例会常任委員会委員長報告要旨 常任委員会の動き 特別委員会の動き お知らせ 年末年始のごあいさつについて |
9月定例会予算委員会の質問から |
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9月30日 |
知事の退職金の減額について認識を聞く! |
問 現在の高知県の置かれている様々な厳しい状況
を踏まえると、少しでも知事の退職金を減額して
いただきたい。知事の退職金の減額について認
識を聞く。 答 知事 財政状況が非常に厳しい状況の中で、職員 に給与カットをお願いしないといけない事態が続い てきた。職員が一人でも給与カットをしているなら、そ の10倍を給与カットするという取組をしてきた。私は、 退職金ではなくて給与でカットするやり方をさせても らいたい。 問 高知県猟友会も会員の減少などで強い危機感を 持っている。狩猟税減免の制度の拡充を願うが、 所見を聞く。 答 文化生活部長 狩猟税については、鳥獣の保護 や狩猟に関する狩猟行政の費用に充てるための貴 重な財源でもあるので、一律に減免を |
することは難
しいが、既にある減免措置制度の対象者への適用
を適切に図りたい。狩猟免許試験や更新講習など
の機会を捉えて、制度の周知に努めたい。また、対
象鳥獣捕獲員に係る減免制度の積極的活用を市
町村とも協議していきたい。 問 県では鏡川漁協の業務全般に対して常例検査を 8月初めに行い、2か月後に整理して通知すると 聞いているが、その内容について聞く。 答 水産振興部長 漁協がアユの購入をする際に、組 合長の経営する企業と取引をする方法が採られて いる。こうした漁協と漁協の理事との間で契約をす る場合には、水産業協同組合法や漁協の定款で、 理事会で承認された場合に限り認められているが、 この手続が行われているかが不明瞭であったので、 確認を求めているところだ。 |
国道493号に代わる命の道の整備を急ぐべきだ! |
問 平成12年度から18年度までの7年間の落石調査
では県全体で17万件のうち12万件と約7割が県
東部に集中している。国道493号に代わる命の
道の整備を急ぐべきだ。 答 知事 国道493号は幹線道路であるが、頻繁に災 害が発生をしており、代替えとなる阿南安芸自動車 道の命の道としての必要性は十分認識をしている。 まずは東洋北川道路と北川道路の早期事業化を 国に働きかける。 問 98豪雨以降の集中投資のため、奈半利川は休止河 川扱いだが、いつになれば解除するのか。また、河 川整備に向けた基本計画の策定が必要ではないか。 答 土木部長 台風6号による奈半利川流域への災 害状況なども考慮し、来年度からの事業再開を検討 している。事業再開には地元の理解と協力が不可 欠であり、以前に用地買収での問 |
題もあったので、
町村と協議を進めたい。改修事業を行っていく上で
は河川整備基本方針などが必要であり、来年度から
策定に向けた作業を開始したい。 問 奈半利川の清流復活へは政治生命をかけて取り 組む決意だ。支流の小川川からの清水バイパス を利用した小水力発電の可能性について聞く。 答 知事 奈半利川の清流を復活させたいという思い は私も同じだ。このため、これまでの取組に加えて、 現在清水バイパスの検討を進めている。その中で、 小水力発電の立地の可能性も検討しているが、採 算性の面でやや厳しい状況だ。しかし、再生可能エ ネルギーの固定価格買い取り制度が来年7月から スタートをするので、経済性だけでなく、その利用方 法なども含めて検討していく。 |
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