こうち県議会だよりのマーク 第49号 もくじ
2月定例会本会議の模様   2月定例会、5月臨時会トピックス   2月定例会本会議の質問から   2月定例会、5月臨時会審議の結果   2月定例会予算委員会の質問から   2月定例会常任委員会委員長報告要旨   常任委員会の動き   南海地震対策再検討特別委員会を設置   議会中継   お知らせ
 

2月定例会予算委員会の質問から

 
質問者
3月7日
桑名 龍吾
黒岩 直良
沖本 年男
中根 佐知
黒岩 正好
ふぁーまー土居
中西 哲
3月8日
上田 周五
大石 宗
塚地 佐智
森田 英二
浜田 英宏
西森 潮三


 
  3月8日
 
政策誘導に対する正義について聞く!

森田議員写真


森田 英二議員


(自由民主党)
   新図書館は、安全で浸水を 避けられる土地への整備が 自然ではないか。そうなれば 住民も図書館を追いかけて 避難、移築をしていくかもし れない。それがまさに政治の 先見性ではないか。そこで、 今の生活者に最高のサービス をしようとする知事の立 場からの正義と、今はサービ スが落ちるが、未来の住民の 安全を見越して行動する私 の正義、この2つの正義につ いて、知事の思いを聞く。

 知事 新図書館の設置に限 定すると、避難施設としても 活用でき、利便性発揮ととも に、多くの人命を守ることに つながるのではないか。しかし、 より大きな視点の県の中心 部を移していくということに はいろいろな大議論があると 考えている。人々の暮らしは 長年の歴史の土台の上に立っ ており、できれば中心市街地 の歴史的・文化的・経済的価 値を守りながら、防災対策も 講じていく道をとっていきたい。

   入院患者に口くうケアを施 すことで治療効果が上がる。 県立病院に口くうケアを施 す歯科室を設けてはどうか。

 公営企業局長 条例の施行 に合わせて、これからの在り 方などが議論される。その方 向も踏まえながら、県立病院 として口くうケアの充実に向 けて取り組んでいきたい。

 宇佐のアサリ資源が減少し、 大変地域が冷え切ってきた。 12月に補正予算を計上し、 水中耕うんによって資源復 活に取り組むことになったが、 その決意を聞く。

 水産振興部長 事業は、粛々 と努めていく。来年4月から 始まる県の活動の検証をしな がら地元の活動を財政、技術 面から指導していきたいし、漁 業所得、レクリエーションにも 資していきたいと考えている。




奈半利川濁水問題について聞く!

浜田議員写真


浜田 英宏議員


(自由民主党)
   2月7日に清水バイパス整 備のシミュレーション結果が 報告されたが、他の条件設定 でシミュレーションを試した のか。また、濁水問題に対じ する決意を聞く。

 土木部長 平成20年データ を用い計算すると、平鍋ダム 直下の濁度が、濁りの少ない 小川川程度に改善される日 数は1年のうち236日間と なる。濁水対策は、関係機関、 関係町村、地元議会、漁業関 係者等と連携を図りながら、 情報共有にも努めて取り組 んでいきたい。

 シカの食害対策で目標とす る捕獲頭数達成のためには、 猟友会との意思疎通や県際 間の連携が大切になるが、こ の体制をどのように構築し ていくのか。

 文化生活部長 これまで も猟友会と密接に連携して対 策を進めており、現在、具体 的な協議を進めている。また、 広域的な連携体制も、
  既に徳 島県や徳島・高知両県市町村 と連携捕獲の実施協議を進 めている。今後、愛媛県サイド とも協議を進め、体制をつく っていきたい。

 有事の際に、ドクターヘリと 県警のヘリと消防防災ヘリが どのように連携体制を組ん でいくのか。

 危機管理部長 3機のヘリに はそれぞれ基本的な役割が あり、発災直後は、情報収集 や救助など重要な役割を担う。 各ヘリとの連携を密にするた めの協議を行うことができる 仕組みや体制について確立を 図っていきたい。

 警察本部長 防災ヘリとの連 携は、従前からどちらかの機 体が常時県内で活動できるよ うに、相互に整備期間の調整 を行うなどの連携を図ってお り、県警ヘリの救急搬送支援は、 四国の他県に比べ出動回数が 多くなっている。




路面電車を支援するためのインフラ助成について聞く!

西森議員写真


西森 潮三議員


(自由民主党)
   土佐電鉄の路面電車の維持 を支援するためのインフラ 助成が必要ではないか。

 交通運輸政策担当理事 土 地、鉄道、軌道、電車を行政が 持って、運行だけを事業者が 行う上下分離という究極の 形になると、かなり多額の経 費がかかる。何とか電車は残 そうと、公共交通経営対策検 討委員会の中で、今議論をし ている真っ最中だ。検討内容、 沿線市町村の意向も踏まえ、 できるだけ早く結論は出した い。

 特に郡部の商店街では高齢化、 後継者不足で空き店舗が増 えているが、空き店舗対策の 取組を聞く。

 商工労働部長 空き店舗へ の出店に対し、店舗の改装費 の2分の1を補助する制度で 支援している。平成22年度は 10件の支援を行った。来年度 からは、1階部分に限定してい た対象店
  舗を、2階の空き店 舗部分にも広げている。また、 市町村が必要と認める場合 には、地域のスーパーの空きテ ナントも補助対象として、対 策を加速していきたい。

 複合施設のあり方検討委員 会においても、指摘があった ように、新図書館、科学館に おける障害者への配慮につい てどのように検討がされているのか。

 教育長 新点字図書館の基 本構想検討委員から新図書館、 科学館においても障害者に配 慮し、あらゆる面でユニバーサ ル化がもっと必要であると指 摘があった。また、フォーラムで も、図書館の障害者サービス について意見をもらった。これ を受け、新図書館、科学館の 検討委員会で検討し、障害者 に配慮したハード整備とソフ ト面の障害者サービスの充実 に努めていくことを中間報告 に明記した。




 
前のページへ 表紙へもどる 次のページへ
 
くろしおくんの絵 編集/発行 高知県議会

このホームページに対するお問い合せは:
高知県議会事務局 〒780-8570 高知県高知市丸ノ内1-2-20
電話 政務調査課(088)823-9536
ファックス (088)872-8411 メール 210101@ken.pref.kochi.lg.jp
メールフォームへ
くじらくんの絵
※こうち県議会だよりは、県の総合・合同庁舎でもお渡ししております。
※点字版・録音版をご希望の方は高知県議会事務局政務調査課までご連絡ください。   過去の【バックナンバー