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第53号 もくじ 議長・副議長 挨拶 2月定例会トピックス 2月定例会本会議の質問から 2月定例会審議の結果 2月定例会予算委員会の質問から 2月定例会常任委員会委員長報告要旨 常任委員会の動き 特別委員会の動き 中国・安徽省訪問団が来高 お知らせ 県議会の構成 |
2月定例会本会議の質問から |
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3月2日 |
メガソーラーの誘致について聞く!![]() |
問 メガソーラー業界トップ
級の外資系企業が、安芸市の
市有地に四国最大規模を建設
したい、との意向で動き出した。 答 知事 県の対応はまず、地 元関係者の考え方次第だと考え る。地元合意が調った場合は、 来年度に新設する補助制度によ り、支援することも可能だと考 える。 問 安芸市が「安芸道路」隣 接地をショックな単価で買収 した。このままでは、ハウス 農家は国産最高級車1台ほどで、 全農地を手放すことになる。 この低価格なら農家は不安だ。 高規格道路予定地のハウス農 家が、用地提供後も再び、一 等地でハウスができる体制を つくるべきだ。また、近隣農 地でハウスが続けられるように、 私が県と検討中の「ミニほ場 整備」などで、きめ細かい対 応が必要。ハウス農家の死活 問題なので、最大限の配慮を 聞く。 |
答 農業振興部長 道路用地と
して提供するに当たり、代替農
地の確保やハウス移転などの対
策が課題だ。農家の意向に配慮
した事業の導入を検討する。ハ
ウス移転は、既存事業の活用が
できるよう、関係市町村、農協
等とも密接に連携をとりたい。 問 老人施設で労働災害や「隠 れた労働災害」が増加している。 介護人が安心して働ける職場 づくりを県はどのように認識 しているのか。 答 地域福祉部長 社会福祉施 設の運営には、安心して働ける 職場環境づくりは非常に大切と 認識する。介護人の方が腰痛症 を発症するケースが少なくない。 労災が発生した場合には、定め られた手続きが適正に行われる 必要があるので、監査や施設指 導など通じて適正な手続きが行 われるよう、指導する。 |
定時制高校に対する現状認識と対応について聞く!![]() |
問 生徒の多様化が進む定時
制高校に対してどのように認
識し、今後どのように対応す
るのか。 答 教育長 現在、夜間に学ぶ 従来の定時制高校や、昼間部と 夜間部を置く多部制単位制高校 を設置している。昼間部は中学 校を卒業してそのまま入学した 生徒の割合が90%を超え、不登 校であった生徒が約50%を占め ている。それぞれの生徒に合っ た多様なカリキュラムを組み、 個別の支援を充実することが必 要になっている。取組によって、 中途退学率は減少傾向だが、県 全体ではまだまだ高く、取組が 必要だ。キャリア教育を進め、 定時制教育の充実に努めていく。 問 医薬品登録販売者の研修 について、今後の研修の在り 方をどのように考えているのか。 答 健康政策部長 今年度は研修 の実施について改めて事業者に周 知するとともに、高知県 |
医薬品登
録販売者協会、高知県薬剤師会等
の関係団体と県との共催により、
4回の研修会を開催し、362名
の受講者があり、一定の研修機会
を確保できた。県は、本年4月か
ら適用される厚生労働省が定めた
外部研修のガイドラインに沿って
全ての登録販売者に外部研修を受
講させるよう、周知徹底する。更
に、直接的な支援を行うことによ
って、外部研修の充実・強化を図
る。 問 高知空港での海外チャー ター便の乗客のための入国審 査の待合スペースについて、 地元自治体や県がかかわる形 で整備ができないか。 答 副知事 現状では増築する ほかに方法がなく、他県の例で は相当な建設費を要したと聞い ている。加えて、構造上の検討 や用地確保の課題もある。なお、 他県や県外の市町村が建設費の 多くを負担した事例なども研究 しながら、海外からの受入体制 の検討を進めたい。 |
第1期の産業振興計画の総括について聞く!![]() |
問 第1期の産業振興計画の
総括と、計画の策定、実行に
ついて百点満点で何点をつけ
るのかを聞く。 答 知事 人口減少、高齢化が 進み縮んでいく経済に立ち向か う地産外商を進めていく様々な 仕組みが整ってきたが、成果は 一部にとどまっている。そうい う意味では、まだまだ実を結ん でいない、これから実を結ぼう としていることが多数ある。第 1期計画の評価点は、県経済浮 揚の仕組みづくりについて配点 50点のうち、おおむねできたの で45点、成果について配点50点 のうち広がりがないという点で 25点とし、合わせて70点とした い。 問 県下一農協構想の検討の スピードアップを図っていく ことと、第2期産業振興計画 の実行に向けての決意を聞く。 答 農業振興部長 JAグルー プの一農協構想の取組に対して は各段階ごとに支援をしっかり |
と行っていく。また、第2期産
業振興計画では、4年後の目標
や10年後の目指す姿を県民に示
し、本県農産物の高付加価値化
を図ること、担い手の確保と地
域の核となる農業者の規模拡大
を進めることなどで、所得向上
と雇用の場の確保、ひいては地
域で暮らし稼げる農業の実現に
向け、取り組んでいく。 問 現在の治安情勢に対して どのような認識を持ち、今後 どのような治安対策を進めて いくのか。 答 警察本部長 昨年の刑法犯 認知件数は戦後最少の8007 件に抑止することができた。そ の一方で、殺人などの重要犯罪 が増加するなど、依然として厳 しい状況にある。今後、高知県 治安対策プログラムに掲げた諸 対策を一層強力に推進したいと 考えており、初動警察態勢の強 化により重要犯罪発生時の早期 検挙に努めるほか、少年非行対 策の強化などに取り組む。 |
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