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第53号 もくじ 議長・副議長 挨拶 2月定例会トピックス 2月定例会本会議の質問から 2月定例会審議の結果 2月定例会予算委員会の質問から 2月定例会常任委員会委員長報告要旨 常任委員会の動き 特別委員会の動き 中国・安徽省訪問団が来高 お知らせ 県議会の構成 |
2月定例会本会議の質問から |
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3月1日 |
国道、河川、県道の整備について聞く!![]() |
問 国道33号旭町地区、電車
通りの整備について、事業着
手に向け最大限の取組を求め
るが、所見を聞く。 答 土木部長 旭町一丁目から 鏡川橋に至る1.5km区間は、 現時点で整備計画はないが、用 地の取得や残地の処理などが課 題と想定されるため、高知市の 協力がなければ事業化は難しい と国から聞いている。事業実施 環境の整備に向けて、関係者が 相互に調整しながら検討を進め ていくことが重要だ。 問 久万川の河川改修工事の 現状を聞く。また、紅水川の 土砂のしゅんせつの予算規模 を拡大し、早期にできる対策 を講じてもらいたい。 答 土木部長 久万川の河川改 修は中流域において一部地権者 の協力が得られなかったため、 平成19年度から事業を休止して いる。地元から事業再開を望む 声も出始めており、今年度 |
から
再び地権者への説明を始めた。
紅水川については改修区間の全
体を通して少しでも河川断面を
確保するため、平成17年より計
画的に堆積土砂を取り除いてい
る。今後も土砂の堆積状況を注
視し、適切に対応する。 問 高知桂浜道路は有料であ ることから、多額の建設費を 投入して建設した道路が有効 に活用されていない。早期に 一般道として開放することに ついて、所見を聞く。 答 土木部長 高知桂浜道路の 債務の総額は年々減少しつつあ るが、交通量は債務の全額を償 還するために必要な量には達し ておらず、料金徴収の許可期限 である平成37年4月には、約34 億円の債務が残る見込みで、県 が引き受けることとなる。この ため、利用促進と維持管理コス トの縮減に取り組んでいくとと もに、開放時期も含め県にとっ て最も有利な方法について現在 検討を行っているところだ。 |
武道必修化について聞く!![]() |
問 平成24年4月からの中学
校の武道必修化に向けて子供
たちには何を学び取ってもら
いたいのか。また、安全対策
について聞く。 答 教育長 礼法を身につける など、人間としての望ましい自 己形成を図りながら、我が国の 伝統や文化を尊重する態度を育 てていきたい。これまでの安全 対策は、国の実技研修会に教員 を派遣するとともに、県内でも 研修会を実施し、指導力の向上 を図ってきた。今後は取組を継 続し、特に柔道は安全確保に向 けて、設備、用具などの改善と ともに、関係機関と連携を図り、 万全を期していく。 問 社会や企業から必要とさ れる人材を一人でも多く輩出 していくことが長期的な観点 からの雇用対策となるが、キ ャリア教育の推進についての 決意を聞く。 答 教育長 キャリア教育の指 針を新たに策定し、今までの効 果的な取組の継続、徹底を図 |
る。
学力向上、基本的生活習慣の確
立、社会性の育成を三本柱とし
て就学前から高等学校卒業まで
の系統立てたキャリア教育を実
践していくことを通して、更に
児童生徒の知・徳・体の状況を
改善、発展させていくことがで
きると確信をしている。 問 特定看護士制度について の所見と、導入された場合の 県内の医療現場への影響につ いて聞く。 答 健康政策部長 看護師は、 チーム医療のキーパーソンと位 置付けられ、看護師が実施でき る行為の範囲を拡大、明確化す る方向で取り組むことが求めら れ、国で特定看護師の制度化の 検討がされている。特定看護師 の制度化を含めたチーム医療の 推進がもたらす具体的な効果と して、医療従事者の知識、技術 の高度化による医療や生活の質 の向上、組織的に医療を提供す ることによる医療安全性の向上 などが上げられている。 |
産振成功像の意味と狙いについて聞く!![]() |
問 第2期産業振興計画の10
年後の成功イメージの狙いと
意味するところについて聞く。 答 知事 本県の潜在力を若い 人、若い力が引き出す。地域が 一体となり、それを盛り上げ輝 きを増す。そうしたことが全県 的な動きとなる、将来にわたっ て地域地域で誇りと志を持って 働くことができる、そうした高 知県にしていきたい。この将来 像は、官民が力を結集し、知恵 を出し合いながら進めていくと ともに、第2期計画の肝の部分 となることから、県民の意見や 今議会での意見を踏まえて取り まとめていきたい。 問 新たな大型製材工場の整 備に対する期待と懸念につい て県としてどう対応していくか。 答 林業振興・環境部長 地域 の期待や懸念は、様々な場で聞 いている。策定中の次期産業振 興計画では、そうした声にも応 え、様々な課題に正面から取り 組んで解決に当たることと |
し、
来年度当初予算でも事業の新設
や拡充を提案している。今後は、
県の予算や対応について、あら
ゆる場を捉え、地域の林業・木
材産業関係者にわかりやすく説
明し、得た意見を生かして、県
の取組を常に点検し、適時適切
に必要な手だてを講じていきた
い。 問 特別養護老人ホームへの 入所待機者の解消に向けて、 施設整備をどのように進めて いくか、聞く。 答 地域福祉部長 第4期介護 保険事業支援計画において特別 養護老人ホーム378床などの 施設整備に取り組んでいる。更 に、第5期計画の策定に当たっ て、高齢者の身体状況や生活実 態などの調査を行い、調査結果 などを踏まえ、第5期計画では 特別養護老人ホームを広域型3 24床、地域密着型174床、 合計で498床と、第4期を上 回る整備を見込んでいる。 |
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