こうち県議会だよりのマーク 第53号 もくじ
議長・副議長 挨拶   2月定例会トピックス   2月定例会本会議の質問から   2月定例会審議の結果   2月定例会予算委員会の質問から   2月定例会常任委員会委員長報告要旨   常任委員会の動き   特別委員会の動き   中国・安徽省訪問団が来高   お知らせ   県議会の構成
 

2月定例会本会議の質問から

 
質問者
2月28日
武石 利彦
米田 稔
中内 桂郎
2月29日
池脇 純一
坂本 茂雄
清藤 真司
3月1日
高橋 徹
梶原 大介
佐竹 紀夫
3月2日
樋口 秀洋
西森 潮三
西岡 寅八郎


 
  3月1日
 
国道、河川、県道の整備について聞く!

高橋議員写真


高橋 徹議員


(みどりの会)
   国道33号旭町地区、電車 通りの整備について、事業着 手に向け最大限の取組を求め るが、所見を聞く。

 土木部長 旭町一丁目から 鏡川橋に至る1.5km区間は、 現時点で整備計画はないが、用 地の取得や残地の処理などが課 題と想定されるため、高知市の 協力がなければ事業化は難しい と国から聞いている。事業実施 環境の整備に向けて、関係者が 相互に調整しながら検討を進め ていくことが重要だ。

 久万川の河川改修工事の 現状を聞く。また、紅水川の 土砂のしゅんせつの予算規模 を拡大し、早期にできる対策 を講じてもらいたい。

 土木部長 久万川の河川改 修は中流域において一部地権者 の協力が得られなかったため、 平成19年度から事業を休止して いる。地元から事業再開を望む 声も出始めており、今年度
  から 再び地権者への説明を始めた。 紅水川については改修区間の全 体を通して少しでも河川断面を 確保するため、平成17年より計 画的に堆積土砂を取り除いてい る。今後も土砂の堆積状況を注 視し、適切に対応する。

 高知桂浜道路は有料であ ることから、多額の建設費を 投入して建設した道路が有効 に活用されていない。早期に 一般道として開放することに ついて、所見を聞く。

 土木部長 高知桂浜道路の 債務の総額は年々減少しつつあ るが、交通量は債務の全額を償 還するために必要な量には達し ておらず、料金徴収の許可期限 である平成37年4月には、約34 億円の債務が残る見込みで、県 が引き受けることとなる。この ため、利用促進と維持管理コス トの縮減に取り組んでいくとと もに、開放時期も含め県にとっ て最も有利な方法について現在 検討を行っているところだ。




武道必修化について聞く!

梶原議員写真


梶原 大介議員


(自由民主党)
   平成24年4月からの中学 校の武道必修化に向けて子供 たちには何を学び取ってもら いたいのか。また、安全対策 について聞く。

 教育長 礼法を身につける など、人間としての望ましい自 己形成を図りながら、我が国の 伝統や文化を尊重する態度を育 てていきたい。これまでの安全 対策は、国の実技研修会に教員 を派遣するとともに、県内でも 研修会を実施し、指導力の向上 を図ってきた。今後は取組を継 続し、特に柔道は安全確保に向 けて、設備、用具などの改善と ともに、関係機関と連携を図り、 万全を期していく。

 社会や企業から必要とさ れる人材を一人でも多く輩出 していくことが長期的な観点 からの雇用対策となるが、キ ャリア教育の推進についての 決意を聞く。

 教育長 キャリア教育の指 針を新たに策定し、今までの効 果的な取組の継続、徹底を図
  る。 学力向上、基本的生活習慣の確 立、社会性の育成を三本柱とし て就学前から高等学校卒業まで の系統立てたキャリア教育を実 践していくことを通して、更に 児童生徒の知・徳・体の状況を 改善、発展させていくことがで きると確信をしている。

 特定看護士制度について の所見と、導入された場合の 県内の医療現場への影響につ いて聞く。

 健康政策部長 看護師は、 チーム医療のキーパーソンと位 置付けられ、看護師が実施でき る行為の範囲を拡大、明確化す る方向で取り組むことが求めら れ、国で特定看護師の制度化の 検討がされている。特定看護師 の制度化を含めたチーム医療の 推進がもたらす具体的な効果と して、医療従事者の知識、技術 の高度化による医療や生活の質 の向上、組織的に医療を提供す ることによる医療安全性の向上 などが上げられている。




産振成功像の意味と狙いについて聞く!

佐竹議員写真


佐竹 紀夫議員


(自由民主党)
   第2期産業振興計画の10 年後の成功イメージの狙いと 意味するところについて聞く。

 知事 本県の潜在力を若い 人、若い力が引き出す。地域が 一体となり、それを盛り上げ輝 きを増す。そうしたことが全県 的な動きとなる、将来にわたっ て地域地域で誇りと志を持って 働くことができる、そうした高 知県にしていきたい。この将来 像は、官民が力を結集し、知恵 を出し合いながら進めていくと ともに、第2期計画の肝の部分 となることから、県民の意見や 今議会での意見を踏まえて取り まとめていきたい。

 新たな大型製材工場の整 備に対する期待と懸念につい て県としてどう対応していくか。

 林業振興・環境部長 地域 の期待や懸念は、様々な場で聞 いている。策定中の次期産業振 興計画では、そうした声にも応 え、様々な課題に正面から取り 組んで解決に当たることと
  し、 来年度当初予算でも事業の新設 や拡充を提案している。今後は、 県の予算や対応について、あら ゆる場を捉え、地域の林業・木 材産業関係者にわかりやすく説 明し、得た意見を生かして、県 の取組を常に点検し、適時適切 に必要な手だてを講じていきた い。

 特別養護老人ホームへの 入所待機者の解消に向けて、 施設整備をどのように進めて いくか、聞く。

 地域福祉部長 第4期介護 保険事業支援計画において特別 養護老人ホーム378床などの 施設整備に取り組んでいる。更 に、第5期計画の策定に当たっ て、高齢者の身体状況や生活実 態などの調査を行い、調査結果 などを踏まえ、第5期計画では 特別養護老人ホームを広域型3 24床、地域密着型174床、 合計で498床と、第4期を上 回る整備を見込んでいる。




 
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