高知県がん対策推進条例が施行された平成19年以降も、がんは依然として県内の死亡原因の第一位となっています。
また、条例制定後、7年が経過しようとしており、その後がん対策についての新たな課題が明らかになってきました。
そこで、がん対策を社会全体で幅広く、総合的かつ計画的に推進していけるよう条例の改正についての議案が2月定例会に提出され、全会一致で可決成立し、平成26年3月25日に公布されました。
【条例の主な改正内容】
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改正の目的
高知県がん対策推進条例制定後、新たに明らかになった課題への対策とがん対策に社会全体で取り組めるよう体制の整備を図る。
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改正の柱
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県や市町村をはじめとしたそれぞれの責務・役割の明確化と相互連携
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新たな課題への対応と施策・支援体制の充実
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主な改正内容
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小児がん対策の推進
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セカンドオピニオンを含めた相談体制の充実
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がんに罹患しても安心して働き、暮らせるための支援体制の整備
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10月を「高知県がんと向き合う月間」として新たに設ける
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児童・生徒へのがん教育の推進をはじめとした正しい知識の普及啓発
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施行期日
平成26年4月1日
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お問い合わせ先
内容についてのお問い合わせは、高知県健康対策課(TEL088-823-9674)まで。
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